筋トレとエンジニアの意外な関係

僕は普段はWeb系のエンジニアをやっているわけだけど、筋トレを始めてしばらくしてから「筋トレとエンジニアリングって似てるとこあるな』と思うようになってきた。今あなたは何言ってるのかさっぱり分からんって顔をしてるんだろうが、いやこれが実際に似ているんだ。

エンジニアリングってのは突き詰めていくと、問題があってそれを技術でどう解決していくかを考える仕事だ。実際に手を動かしてコードを書くという行為はその結果であり手段であり、アウトプットにすぎない。要は問題解決を日々やっているということになる。

そして筋トレもまさしく日々問題解決を行っている。これほど似てることが他にあろうか。

実際、筋トレというものはやっていけばやっていくほど「他にもやるべき事があるんじゃないか」」もっとやれるんじゃないか」「理想の体型になるにはこのトレーニングでは不十分なのではないか」といった問題が次々に襲ってくる。

そういう問題一つ一つに対して真摯に向き合い、自分の目的、ゴールに優先順位を付けて一番大事なことから解決していくため、計画性を持って望むことが必要になる。

筋トレは何も考えずに出来る、言葉が悪くはなるがバカでも出来るものだ。しかし目的を持って理想と向き合いゴールまで絶え間ない努力を続けて突き進むには強い心とちゃんとした問題解決力が大事なのだ。

何やらこれを書いていて何で僕はわざわざそんな苦労をしているのか分からなくなってくるけど、筋トレには「やれば必ず結果がついてくる」という絶大なる信頼感があるからやっていけるのだ。

効果的なトレーニングには十分な休みが必要

筋トレを始める時に思いがちな事として「習慣づけるためにも毎日やらないといけないと思い込む」事が上げられる。

僕も気持ちは凄く分かる。むしろそう思うと言うことは自分がいかに弱い人間であるかを理解しているということだ。自分の弱さを知るのは大切なことだ。まずはそこを肯定してから始めるべきで、何の根拠もなしに「やれば出来るでしょ」くらいの軽い気持ちで挑むのと結局挫折してしまい時間とお金を浪費してしまう結果になりかねない。

なので自分の弱さをきちんと認識して習慣づけるために毎日筋トレをしようと決めることはとても良いことのように思える。思えるのだがそれでもそれはやってはいけない。タブーとはいわないが効果的なトレーニングとはいえなくなってしまう。

筋トレとは筋肉に負荷を与えて成長させることである。つまり

  • 筋肉に無理をさせて筋繊維を壊す
  • 筋肉に「このままではダメだ!もっと強くならないと!」と感じさせる
  • 修復と同時に、負荷に耐えられる強い筋肉にする

という流れで行うのだ。筋繊維を1度壊してから修復する際により強い筋肉になる。

筋肉が修復するにはそれなりの時間が必要になるので、限界まで筋肉を痛めつけて壊してしまった後はゆっくり丁寧に休ませてあげないといけない。筋肉は繊細なのだ。

筋トレは成果が出れば出るほど「もっと!もっとだ!」と前のめりに筋トレをしたくなってくる。そこをぐっとこらえるのが精神力のトレーニングだと思って乗り切っていこう。

真の限界まで追い込む

筋トレというものはやればやるほど効果が出るものではあるのだが、ただ何も考えずにやっても思い通りの効果が出るというものではない。より高い効果を得るにはそれなりに考えて筋トレに挑まなければならない。

具体的に何を考えなければならないかだが、まずはフォームだ。フォームがしっかりしていなければ筋肉は何ら期待通りに育たない。

そして次に大事なのが「ちゃんと限界まで追い込む」ということだ。

人間やはり自分がかわいいもので、ちゃんと限界まで筋トレをしていると思っていても実はそれより先にまだいける力が残っていたりする。それでもしっかりやっているのだから大問題だというわけではないのだが、男たるものせっかく真剣にやっているのだから効果についても最大限引き出すべきだ。

実際僕は筋トレを始めだして1ヶ月ほど経ってから、脚の筋肉が思ったほどには増えてないことに気付いた。始めたばっかりだったこともあり上半身は自分でも驚くほど筋肉がついたのだが、下半身はさほど変わったと思えないくらいだった。

それから下半身を重点的にやってみようと思いジムに挑んだわけだが、その時に気付いた、僕は下半身はまだまだ全力を出し切っていなかったことに。

みなさんも記憶があると思うが、脚の筋肉は結構こう、何というか、急に自転車をガーっと漕ぐと脚の筋肉が熱くなる感じになった事はないだろうか。僕はあれが限界なのかと思い今まではそこでやめていたのだが、実はその段階はまだ大したことはない。

だって腕とかはそういう段階とかなくて「ただもう腕が上に上がらない」という状態になるだろ?それと同じとこまろで脚も続けてみたら今までよりも筋肉を酷使したし効果も出た。

人間は基本的に自分に甘い生き物だから「ここまでかな」というとこではなく「もうピクリとも動かない」とこまで続ける事を肝に銘じて効果を最大限に引き出して頂きたい。

筋トレは人をポジティブにしてくれる

筋トレをやるようになって筋肉がついていくのはもちろんなんだけど、それ以上に素晴らしいことが起こる。それはポジティブになることだ。

筋トレってのは基本的に辛いものだから、できればやりたくない類のものだ。でもやりたくない気持ちを上回る強い思いがあるから頑張れる。そしてその強い思いを持って頑張って続ければ必ず良い結果が出る。これは間違いない。筋肉は裏切らない。

もちろんただやれば良い結果が出るわけではない。正しいフォームで正しい負荷を書けなければならないのだけれどもその話は今は置いておいて、正しくやれば必ず結果は出る。

筋トレをやる人間には頑張れば成果が出ることが分かっているのだ。どこにどう出かが分かっていなくても成果が出ることは分かっているんだから前向きに考えられる。「こんなことやって何の役に立つんだ」とは思わない。

これは自分の自信として身につくので筋トレだけではなく基本的なマインドとして前向きな考え方にシフトしていく。これが何より一番の成果なのではないかと思う。

やっぱり筋トレは裏切らない。

どうせやるなら徹底的に

さて、ジムを契約するとなったらイスに座って説明を受けて契約書を交わして、あとはそのジムの説明、トレーニング器具の使い方等一通り教わればあとは自分の力でトレーニングをするだけだ。

もちろん自分の力でトレーニングをすれば良いのだが、ただそこで1つ提案しておきたいことがある。それは「トレーナーをつけて効果的なトレーニングを指導してもらう」ことだ。

筋トレはただやれば効果が出るというわけではない。やり方によっては鍛えたい筋肉がほとんど鍛えられないといったことも起こりうる、なんせ最初はトレーニングセンターに関しては素人なのだから。

もちろんそれを承知して自分でトレーニングをしてやり方が違うのかと思えば自分で調整していくというスタイルもありだしそれはそれでとても素晴らしいことだと思う。

ただ、やはりトレーニングをやるだけで給料が出るわけではないのだから、いやむしろ給料から支払ってまでトレーニングをしているのだから時間効率は非常に大事だ。トレーニングはやはり結果を大事にするものだから。

なので僕としては事務を契約した一番最初にトレーナーをつけてトレーニングをすることをオススメする。最低限、正しいフォームを身につける事だけは必ずやっておきたい。正しいフォームさえ分かれば後は自分でトレーニングをしてもちゃんと成果は出る。

最初に投資する額が増えてしまうのでとても決断しがたいことだとは思うが、その投資額によってはたった1ヶ月で全然体つきが違うということだって十分に起こりえる。なぜなら僕がそうだったから。

ジム選びについて

筋トレを始めてちょっと楽しくなってきたあたりで僕はジムに行く決心をしたわけだけど、さてジムに行くとなるといきなり選択肢が色々出てきて僕を悩ませた。

まずはどのジムに行くか。幸い僕は自宅最寄り駅から自宅までの間にジムがあったからそれはそれほど悩みはしなかった。そのジムにすれば良い。というわけでコナミスポーツジムを契約することにした。

もし自宅最寄り駅の近くにジムがない場合は会社の近くにないかを探した方が良いだろう。筋トレは1度ハマれば行くのに苦痛になるわけではないが、やはり人間ちょとダルいなぁなどとそんな大したことの無い理由で「今日はやめておこうかな」と思う日が出てくる。これは何とか避けたいところだ。

なので、今日ジムに行くと決めた日は朝会社に行くときにジムのセットを鞄の中に入れてしまって、「せっかくこんなに荷物を持ってきたのだから行かないわけにはいかない」という状況を作ってしまう方がよく続く。

筋肉は一朝一夕につくわけではないので長期間の努力継続が必要なのに人間はそんなに長い間絶好のメンタルを保ち続けられるようには基本的にはできていない。できていないよな?だからそこを補うためにもジムの選定にはとにかく「生活圏内」を重視するべきだ。

ジムに行くと決めた

今日は僕が何故ジムを契約して筋トレをする事にしたかについて。

僕の運動歴と言えば、小学校にソフトボールクラブに所属している野球少年で、中学ではそのまま野球部に入った。練習が好きではない方だったのだけれど当時は真面目な少年だったので割とサボらずに部活をやっていたと思う。

ただ、もう僕には中学の部活はトータルで考えるとそんなに良い物ではなかったみたいで高校では部活をやる気など一切なく、それ以降スポーツらしいスポーツは体育以外ではやっていなかった。

それでも特に問題なく生活はできていたから運動不足を感じることもなくそのまま高校大学と運動をせずに過ごしてそのまま働き出した。それでもまぁ問題は無かった。いや肩こりは酷いし腰痛はたまにギックリ腰みたいになることはあったから問題ないとは言い切れないけど「まぁそんなもんだよね」くらいでそこまで気にしていなかった。

そして30代半ばにさしかかってきた頃、いつの間にか贅肉がついていきた自分に気付く。

「あれ?僕こんなに贅肉あった?」

あれ、もしかして僕はこのまま順調にポンポン太っていってうちの親みたいにドカンと、ポチャンとした身体になるのかな?いやいやご冗談をwと笑っていたのだけども、いい加減笑っていられないことに気付いてちょっとちゃんと考えないと思うようになった。

なったのだが、今まで運動なんてやってないし動くのとかダルいしでちょうど流行ってた「倒れるだけで腹筋ワンダーコア」を買った。倒れるだけならできるでしょ。

倒れるだけはできた。確かにできた。ただ、続かない。全く続かない。多分続いたのは1週間くらいじゃないかな。ビックリするくらい億劫になる。「あー、これ案外辛いんだよねー。明日やろう。」もちろんそんな明日は来ない。

ずっと痩せてたから何もしなくても太りはしなかったはずの僕。それが今はどうだろう。このままではダメだ!何とかしなくては!!と思ってはいたものの何もしない日々が続いた。

そんな僕に変化があったのは、その時常駐で請けていた仕事のチームメンバーで「筋トレをやろう」ということになって、毎日17時に近くの公園、オフィスが六本木なので六本木駅近くの公園で大の大人6−8人で毎日懸垂を始めた。もちろん子どもも子連れのお母さんも休憩中のサラリーマンもいる六本木近くの公園でだ。正直恥ずかしかった。

でもそれが良いきっかけを作ってくれた。懸垂は普段運動をしていない人からすれば5回上げることすら困難で、人によってはぶら下がったまま微動だにしないケースもある。だから毎日何回と決める方式ではなく毎日限界までを2セットやる訳だ。限界までだ。これが良かった。始めて1週間程で回数が伸びた。少しずつではあるけど着実に回数は伸びていった。

僕は今までの人生の中で「努力が実った」と思えたことが実はなくて、部活で素振りして打てるようになった実感もなくて受験勉強もほとんどやってないし、あぁそうだね、努力自体をほとんどやったことがないんだね。だけどそんな僕にも初めて努力が実った実感を持てた。これは本当に嬉しかった。

その喜びと実績があったのでそれからすぐにジムを契約した。人間やればできるんだ。こんなに晴れ晴れとした気持ちに慣れるとは思ってなかったかから今後が楽しみだ

「手軽にトレーニングできる」は本当か

巷には「倒れるだけで腹筋ワンダーコア」など、とにかく「しんどくない」トレーニング器具が売れる傾向にあるようだ。売れる理由は僕も分かる。誰だってしんどい思いはしたくないからだ。

僕も確か2つほど試したことがあるわけで、それを買う事自体をダメだとは思わないし実際にその「しんどくない」トレーニング器具で100%効果が出ないかと言うとそうとも言い切れない。成果が出るくらいやれば良いわけだから。

ただ、これは恐らくではあるけれどそういう類いのトレーニング器具を買う人の9割はそのトレーニング器具では成功はしない。条件が整っていれば可能性がないでもないがそんなに条件が整うことがないのではと思う。多分、以下の条件が全て当てはまるなら何とかなるんじゃないだろうか。

  • リビングがかなり広い
  • かつリビングに「ずっと」置きっ放しにできる
  • テレビ(映画・ドラマ) を見るのが好きで毎日見る
  • 飽きない
  • 苦痛に強い

まず、あの手の器具は「こんなに小さく折りたためるから収納も楽々」と謳っていることが多いが収納することはほぼないと思った方が良い。収納しない。よほど細かい人でも無い限り、基本的にやりたくないことのために重たい物を出して組み立ててトレーニングして折りたたんで戻して、という流れを毎日続けることなどできない。

となれば毎日置きっ放しにしていても邪魔にならず他の家族に一切文句を言われない状況が必要になる。旦那さんや奥さんに「使わないんだったらしまってくれる?」と言われて1度しまったが最後、もう2度と表に出ることはないだろう。

以下の条件がクリアになるのであれば、あとはテレビを観ながら観てる間中ずっとトレーニングをすれば可能性は出てくる。ただし「観てる間中ずっと」「数ヶ月ずっと」である。あの類いの器具は本来の目的から考えれば基本的に負荷が低くなりがちなのでかなりの頻度でかなりの期間続けなければ成果は身体には表れないだろうから本当の根気よく長く続けなければならないだろう。

そして、いくら負荷が少ないとは言えゼロではない。筋トレほどの強い苦しみはないけども多少はしんどいなぁと思うほどにやらないと効果が出るわけではない。そんな決してゼロではない負荷を毎日毎日受ける事を許容できるのであればいけるかもしれない。

さて、この条件に合致する人がどれくらいいるだろう。僕としては合致するのであればむしろその器具ではなくてジム行けば良いじゃないかと思ってしまう。ジムに行く方がよっぽど成果が早く出るし、結果が出てしまえば苦痛は報われるし、報われると分かってしまえば耐えられる。